昼の学園はもう存在しない。

放課後、静まり返った教室では、少年少女たちが制服を脱ぎ捨て、抑え込んでいた欲望を解き放つ。

普通教室では、机を押しのけ、クラスメイトたちが入り乱れ、肌を重ねていく。

「あっ…誰か来ちゃう…！」と顔を赤らめつつ、窓の外の夕焼けに背を向け、腰を振る音が響き続ける。

男子が女子を後ろから抱きしめ、耳元で甘く囁く。

スカートの奥、ボタンの隙間、指が入り込むたび、声が漏れ、他のペアたちの視線が集まる――その背徳感がさらに興奮を煽る。

図書室では、静寂の中に小さな喘ぎ声が混じる。

本棚の影で制服のまま抱き合い、ページをめくる音に紛れて甘い吐息を漏らす。

「ここ…静かにしないと…」と顔を赤くしながらも、手は互いを探り、密やかに快楽を高めていく。

体育館では、体操服姿のまま複数人が入り乱れ、汗ばむ肌と肌がぶつかり合う。

マットの上、跳び箱の陰、裸足のまま踏み込む床の冷たさも忘れ、少年少女たちは激しく交わり合う。

複数人が円を描くように絡み合い、男子同士、女子同士の視線がぶつかり、嫉妬と興奮が混じった混沌の中、理性はすべて崩れ落ちる。

視聴覚室では、暗闇にスクリーンの淡い光だけが揺れる中、後ろからそっと抱き寄せられ、耳元に熱い吐息をかけられる。

誰かが前の席で腰を揺らせば、その奥で別のカップルが重なり、気づけば教室全体が快楽の渦に呑まれていく――。

この学園の全ての教室が、淫靡な舞台。

昼間の面影はもうなく、ただ快楽と背徳が入り混じる楽園がそこに広がる。

一度その渦に飛び込めば、あなたも抗えない。