奪って、ごめんね
最後の夏休み。
もう2度と会わないのなら、君に触れてみたい
それは夏休みに入った1週間後。
忘れ物を取りに行った部活終わりの四宮夏輝は、誰もいないはずの教室で同級生の工藤編華に出会う。
いつも通りの雑談の中、工藤が夏休み中に転校することを知る。
日に焼けてくっきりと色が変わった四宮の腕に触れ工藤が言う。
「色の境目が濃ければ濃いほど、四宮君が頑張った証拠なんだね。
かっこいいよね」
そして、いつもはおとなしい彼女が二人きりの教室で聞いた。
「四宮君は、キスしたことある?」
女子の柔らかい体に触れて、無意識に反応する四宮の体を見て工藤は教室の鍵を閉めた。
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