魔族戦争が落ち着いたころ、王国の首都教会から人道支援のために
人里離れたこの村に派遣されたシスターは、今日も村人の相談を聞き終えた。

その日の夜、道に迷った旅人が訪ねてきた。

シスターは親切心で男を家に入れるが彼は王国で指名手配されている凶悪犯だった。

淫魔の力を使い少女を犯して妊娠させる大罪人。

油断していたシスターのお腹にはすでに淫魔の呪印が刻まれていた。

しかし何も問題はなった。

なぜならシスターは、耐魔の儀式によって呪いの効果を受けないから。

しかし彼女の悪魔耐性は簡単に突破され、