田舎から来た幼なじみが驚くほど急成長していた？

都会に出てきて幾年月
そこそこ生活も安定してきた今日この頃、実家から突然の連絡が入る
「隣のかなちゃんが、夏休みに入ったら遊びに行きたいらしいんだけど」
もうずいぶん顔を出していない田舎
そういえば昔はよく隣の娘と遊んだなぁと思い出に耽る
急にノスタルジックな気持ちになりながら
「あぁ、べつにいいよ〜」
二つ返事で安請け合いしてしまった
そして再会の時
「兄ちゃーん！
ひさしぶりー？」
奏はあの頃と変わらない人懐っこい笑顔でそこに