悪夢から目覚めると、ボクは妙な違和感を感じていた。

思い出したくない悪夢。

坂崎優子。
ボクの初恋の相手であり、いまだ片思いの娘だ。

ボクの後ろの席の波多野。
嫌なヤツだ。
いつもナイフをちらつかせている。

女の子を騙して、やりたい放題してるらしい。

ある日。
携帯に一通のメールが届く。
波多野からだ。

そこには、肉便器にされた坂崎の姿が写っていた。

自暴自棄になったボクは………