《魔術師》マルクは、日本からの転生者だ。
この異世界では、限られた者だけが特別な能力を、「職業」として生まれ持っている。
職業を持つと、それに関することに対して、チートな身体能力を発揮できる。
しかしそのぶん、個々に一定の制約もあって、それに反することは許されなかった。
マルクの制約は、魔法を使ってしまうと、「一日以内にだれかとエッチなこと」をしなければいけないというもの。
今までは、それを解決してくれていたのが、幼なじみで《剣士》の能力を持つユリアナだった。
自分たちの故郷を救うため、そんな彼女と共に奴●として売られてしまってからも、迷宮から発掘品を探しだす「探索者」として、ずっといっしょに暮らしてきた。
元々冒険に憧れていたマルクは、奴●としてであっても迷宮に挑む事を楽しみながら、エルフのヨランダや《銃使い》のメイド、リュドミラと出会っていく。
危険のなかで貴重な発掘アイテムを求めつつ、街を襲ったモンスター事件の陰謀に挑むことになって！？