甘い殺意
久留間悟郎は35歳のサラリーマン。
7歳年下の木崎絵菜はコンビを組む同じ部署の同僚だ。
悟郎は彼女から2年間にわたり殺意を向けられて、ついに死を覚悟。
遺書まで用意していた。
これまでの間、絵菜から向けられるのは険しい視線ばかり。
気さくな性格で話し好き、なにより笑顔が可愛いというのがもっぱらの評判なのだが、悟郎は彼女の笑顔を見た記憶がほとんどなかった。
しかし、新年最初の出勤日、絵菜は態度を豹変させてきた。
去年までのパンツスースではなく、タイトスカート姿で登場。
初めて悟郎に笑顔を向けると、書類のチェックをお願いするに合わせて身体を密着させてくる。
背中に柔らかなバストが当たっているのがわかる。
しかも顔を接近させて、首筋に温かな息が感じられた。
まさか、心臓か頸動脈を狙っているという予告なのか。
悟郎は身の危険を感じるが……。
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