妖し夜
貴崎は50代半ばの彫刻家。
エロティックな作品が多く、神戸のギャラリーで行った個展では裸婦の女体像や男女の陰部の彫刻も展示した。
たまたま近くを通りかかったという老人の水瀬は、貴崎の彫刻に魅せられたようで、へんぴな場所にある工房にも顔を出すようになった。
ある日、「妻の裸身を彫ってほしい」と依頼してきたが、貴崎は「よほど惚れないとその気になれないんです」と断る。
諦めたと思ったが、半年後、水瀬は美人妻・与紫乃を連れてきた。
彼女は細かな花の刺繍をあしらった薄紫色のワンピースを着ていた。
服も顔も佇まいも、すべてに上品な色香を感じる。
奇麗にまとめたアップの黒髪が、小さめの整った顔を際立たせていて、五十路を過ぎているとは思えない。
若い女には決して真似できない熟した雰囲気に圧倒された。
前言を撤回し、裸婦像を彫ることになった貴崎は、与紫乃と2人きりになると……。
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