ヒミツの工具箱
30代の中山拓巳はホームセンターの販売員。
よく工具売り場にやってくる20代とおぼしき別瀬瑠里に心を奪われる。
彼女は毎回プロ仕様の工具を購入していた。
ショートカットの小顔でリスみたいに目がくりっとしている。
小柄だがいつも胸を張って歩く、明るい印象だ。
いつも夕方に来るから、仕事の道具というより、プライベートの買い物らしい。
工具のグリップを確認する指は細く、きれいなピンク色の爪を短めに整えていた。
その様は妙にエロチックだった。
ある日、タンスに耐震金具を付けるため、瑠里の自宅を訪れることに。
工具集めは彼女の趣味らしく、「たくましくて、触っているだけでどきどきするんです」とこぼす。
舌なめずりをした彼女は、拓巳の親指を、まるでフェラチオのように舐め始める。
さらに、ジーンズ越しに肉棒を撫で回し、工具を触るのと同じように握りしめて……。
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