エクスタシーを待つ女
小此木一成にとって唯一の楽しみな週末の競馬だった。
同僚に裏切られた責任を取り、東京から九州に左遷。
企画室室長からただの営業に回された。
妻はついてきてくれず、単身赴任に。
仲も冷え切っていて離婚寸前である。
慣れない仕事にやる気が起きない一成は、週末に競馬場に通うのが習慣になっていた。
ある日、隣の座席に競馬場には似つかわしくない美しい女性が座ってきた。
年齢は30代半ばぐらい。
黒目の目立つぱっちりとした瞳に、色白で少し寂しげだが綺麗な顔、そして長い黒髪が印象的。
すらりとした身体にベージュのセーターを着ていて、同色のカーディガンを羽織っており、膝丈の黒スカート、黒ブーツという都会的な装いだ。
思わず見とれてしまう一成。
彼女の手には「エクスタシー」という名の単勝馬券が握られていた。
未だに1勝もできない40連敗中の馬を応援する彼女が気になり、その後も見かけるたびに声をかけるようになる。「買ってください、私のエクスタシー」ある時、そんな風に彼女がラブホテルに誘ってきて……。
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