身体を虫の外殻で覆われてしまう病に侵された妻との優しくも激しい愛の証明――。
蟲化病という不治の病に罹り身体の一部が昆虫のような甲殻に覆われてしまったエマ。
妻への愛は変わらないものの、もしもの時を考え隠しきれない不安から知らず彼女と距離をとってしまうダリル。
その態度に寂しさを感じる彼女は帰宅した彼を背後から抱きしめ口づけを交わす。
エマの不安を肌で感じたダリルは彼女を支えるため、そして自らの欲望を満たすためエマを求めていく――。