帰ってきたヴィヴィ(単話)
森の奥深くにあるという《悪魔の家》なる噂。
そこを訪れた者は、人格が変わって帰って来るという。
そんな噂はクラスでも持ち切りで、黒髪ポニテのジーニーの心配をよそに、チビながら、その年頃にしてはツンと張った胸が眩しく、生意気な笑顔もまた魅力的なヴィヴィが、「そんなの迷信よ」と気炎を吐き、一人で《悪魔の家》に向かうことになる。
そして、実際に訪れた《悪魔の家》を目の前にして「わーお」とまだ余裕を気どるヴィヴィ。
そこは薄気味悪いボロボロの屋敷で、ヴィヴィはソロリと玄関に足を踏み入れる。
二階に上がり更に奥に入ると、テーブルの上に、この屋敷にはそぐわない、やたらと綺麗な少女の人形が置かれている。
人形にうろたえながらもお道化るヴィヴィ。「この人形を持ち帰ってジーニーに見せてやろうかしら?」
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