愛する旦那、陽介がいる春子さん。
ひとり温泉旅行から帰ってきた春子さんは、その温泉街である男性と浮気してしまった。
あの夜は――すごい夜だった。
混浴の温泉にたまたま間違えて入ってしまったのは私にも、間違いがあった。
でも、あんな夜になるとは思わなかった。
と春子さんは思う。
そんなことは気にせず、愛する旦那さまにお土産のお饅頭をもっていくと陽介はコーヒーを入れてくれる。
甘いお饅頭に苦いコーヒーがあう。……あ
あれ？

いつのまにか…眠い？
眠り込んでしまった春子さんを待っていたのは？※この作品は『サイベリアplus
Vol.33』に収録されています。
重複購入にご注意ください。